冷戦後の中国
葉氏は、中国人民政治協商会議の副主席に任命され、広東省を離れることになりました。
一見昇格に見えるこの人事を、香港のマスコミの多くは実質的な降格だと報道しました。
日本人記者らは中国大陸取材後、香港のジャーナリズムを代表する雑誌『90年代』を訪ね、李編集長にその根拠を聞きました。
李編集長は中道的な立場から中国分析をするチャイナウオッチャーとして評判が高い人です。
「中国人民政治協商会議の副主席というポストは名誉職で、あまり実権を持っていないんですよ」。
取材の目的はその実態をカメラに収めることでした。
朝9時、営業開始30分前だというのに証券会社の前はすでに黒山の人だかりです。
上海には証券会社が4社あますが、どこもこんな賑わいだといいます。
開店時間になりシャッターが上がりはじめると、皆われ先にと争って店の中に駆け込んでいきます。
店内には株価を表示する大きな電光掲示板が設けられています。