冷戦後の中国 2
現在、証券取引所に上場しているのはデパート、電気メーカー、化粧品会社など8銘柄、個人投資家たちはその値動きに目を光らせています。
手持ちの株を売り、現金を手にしたばかりの中年の男がいました。
「いくら儲かったんですか?」
「そうねえ、2000元くらいかな」。
男は得意げに答えました。
彼は国営の製粉工場に勤めていますが、この日はわざわざ休暇をとって株を売りにきたといいます。
「2000元って給料の何か月分ですか?」
「10か月分かな。これで子供にラジカセを買ってやるんだ」。
彼はそう言って現金を大切そうに懐にしまい込み店を出ていきました。
店の隅では老人たちが株の情報を交換していました。
国民党時代の株仲間だといいます。
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